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【2024/11/22 01:51 】 |
teardrop
最近KICADを触っています。

teardrop(ティアドロップ)のスクリプトを動かせるようになったため、
備忘録として書いておくことにします。

KICADにはteardrop機能がなく、手作業でteardropを付ける必要があります。
svofskiさんが下記URLにてteardropのスクリプトを公開されています。
https://github.com/svofski/kicad-teardrops
これを使えばできそうです。

このteardrops.pyをダウンロード、もしくはソースをコピーして.pyファイルを作成します。
使ってみました。(G:\KICAD\pythonにteardrop.pyを置いた例)
>>> cd ./python
G:\KICAD\python
>>> import teardrops
>>> import teardrop
Traceback (most recent call last):
  File "<input>", line 1, in <module>
  File "./teardrops.py", line 36, in <module>
    if pad.GetDrillShape() == PAD_DRILL_CIRCLE:
>>> NameError: name 'PAD_DRILL_CIRCLE' is not defined

怒られる。
クラス名が違うらしい。
一覧で調べてみると、"PAD_DRILL_SHAPE_CIRCLE"がそれっぽいので、
置き換えてみる。
下のように書き換えました。(36行目を修正)

#        if pad.GetDrillShape() == PAD_DRILL_CIRCLE:
            if pad.GetDrillShape() == PAD_DRILL_SHAPE_CIRCLE:

使ってみました。(修正後)
※pythonはインテンドがずれているとエラーをはきます。
>>> import teardrops
Teardrops generated for 62 vias and pads. To undo, select all drawings in copper layers and delete block

・使用前

 
・使用後


 作者の説明では、DRCチェックとかがあてにならなくなるから、製品設計等には推奨しないです。
と書かれているので、使用する際は気を付ける必要がありますが、
一つ一つ塗りつぶしをする手間を考えると、とても便利な機能かと思います。
配線されている太さの線をスルーホールパッドに対して同レイヤの図形線を追加しているようです。
線が細かったり、配線角度45度の倍数になっていないと、きれいなティアドロップにならない場合があります。
あと、適用後は直接図形を削除しないと消せないので、バックアップを作成した上で適用したほうがよさそうです。

参考:PCBNEWのクラス名一覧

2016/08/15 この記事に対しアクセスがあったので、少し修正しました。



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【2016/01/01 12:40 】 | KICAD | 有り難いご意見(0)
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