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最近KICADを触っています。
teardrop(ティアドロップ)のスクリプトを動かせるようになったため、 備忘録として書いておくことにします。 KICADにはteardrop機能がなく、手作業でteardropを付ける必要があります。 svofskiさんが下記URLにてteardropのスクリプトを公開されています。 https://github.com/svofski/kicad-teardrops これを使えばできそうです。 このteardrops.pyをダウンロード、もしくはソースをコピーして.pyファイルを作成します。 使ってみました。(G:\KICAD\pythonにteardrop.pyを置いた例) >>> cd ./python G:\KICAD\python >>> import teardrops >>> import teardrop Traceback (most recent call last): File "<input>", line 1, in <module> File "./teardrops.py", line 36, in <module> if pad.GetDrillShape() == PAD_DRILL_CIRCLE: >>> NameError: name 'PAD_DRILL_CIRCLE' is not defined 怒られる。 クラス名が違うらしい。 一覧で調べてみると、"PAD_DRILL_SHAPE_CIRCLE"がそれっぽいので、 置き換えてみる。 下のように書き換えました。(36行目を修正) # if pad.GetDrillShape() == PAD_DRILL_CIRCLE: if pad.GetDrillShape() == PAD_DRILL_SHAPE_CIRCLE: 使ってみました。(修正後) ※pythonはインテンドがずれているとエラーをはきます。 >>> import teardrops Teardrops generated for 62 vias and pads. To undo, select all drawings in copper layers and delete block ・使用前 ・使用後 作者の説明では、DRCチェックとかがあてにならなくなるから、製品設計等には推奨しないです。 と書かれているので、使用する際は気を付ける必要がありますが、 一つ一つ塗りつぶしをする手間を考えると、とても便利な機能かと思います。 配線されている太さの線をスルーホールパッドに対して同レイヤの図形線を追加しているようです。 線が細かったり、配線角度45度の倍数になっていないと、きれいなティアドロップにならない場合があります。 あと、適用後は直接図形を削除しないと消せないので、バックアップを作成した上で適用したほうがよさそうです。 参考:PCBNEWのクラス名一覧 2016/08/15 この記事に対しアクセスがあったので、少し修正しました。 |