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Kicadの3Dviewで.x3dを読み込めていたから、VRML出力にも反映されているかと思ったら、
反映されていなかった。 blenderで.wrlに色は付けられないけど、KiCadではそれしか使えないので、当面は単色モデルで対応しようと思います。 表:対応
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KiCadについて
blenderからVRML2形式でモデルを出力すれば、blenderでの表示そのままの見た目のモデルをKiCadに反映させることができました。 KiCadは、VRML(.wrl)とVRML2(.x3d)形式に対応しているようでした。 自分はwrl形式しか対応していないと思っていたため、アドオンを探していましたが、 blenderはもともとx3dで出力でできたため、なんてことはなかったです。 ただし、1オブジェクトに対して1色しか塗る方法しかわかっていないため、 複数色で塗分ける場合は、オブジェクトを複数置くことで解決しています。 とりあえずスイッチのモデルを作って3Dviewで表示させてみました。 図:スイッチ周辺部 |
今回は、基板とそのケースを作ってみたいと思います。
ケースを作るにあたり、部品実装後の基板の外形を知る必要があります。 部品を一個一個見て考えるのもできなくはないですが、 3Dモデルを使って、できるだけわかりやすくデザインしたいなあと思います。 3Dモデルを作るにあたり、blenderを使いたいと思います。 過去にblenderでのモデルの作り方を調べましたが、 これは2回コンバートしないといけないので、ちょっと面倒臭いです。 blenderで直接出力できないか調べてみたら、 https://github.com/anpaza/kicad-libs/tree/master/io_scene_kicad 上記のaddonを見つけました。 これを使ってみたいと思います。 ◆アドオンの追加方法 ①__init__.pyとexport_kicad.pyをダウンロード。 ②blender保存場所(例:C:\Program Files\Blender Foundation\Blender\2.78\scripts\addons)に ③\io_scene_kicadのフォルダを作成。 ④ダウンロードしたデータをそのフォルダに保存。 ⑤blenderを開き、Ctrl+Alt+Uを押し、アドオンを選択。 ⑥Import-Export:kicad~をチェック。 (この時したの図みたいにエラーが出ましたが、ファイルの最下行の文字列のインテンドを合わせたらできました。) ⑦これでblenderのファイル→エクスポートにwrl形式にエクスポートできるようになりました。 図:アドオン 図:アドオン選択時エラー 図:export実行時エラー ◆出力結果 以下のように、直方体でデータを作成し、KICADに反映させてみました。 気づいたこととしては、wrlにエクスポートする際にblenderの位置データは関係なくなるようで、 フットプリントデータとの位置合わせが必要になるものと思います。 また、このアドオンでwrlを出力する場合、色は単色になってしまいました。 なので、見た目を本物っぽくする場合は、Wings 3Dを使う必要があるかと思います。 図:作ったデータ 図:kicadの3Dビューに反映させた結果 (ピンクが3Dデータで、白線がフットプリントのシルクデータ) ◆KICADから3Dデータの出力 以下のように出力時の設定を行うと、blenderで読み込むときの縮尺が(たぶん)一致する。 図:KICADのエクスポート設定 |
capsenseでタッチスイッチ用のパターンを作成する場合、
GNDのパターンは網目状にすることを推奨されています。 自分はKICADでパターンを描いているのですが、KICADのベタでは網目状のベタを描けません。 (EAGLEはできるみたいです) 別のツールを用いた方法ですが、下記URLにKICADで作成したパターンにハッチング処理を行う方法について紹介されております。 https://forum.kicad.info/t/copper-pour-with-hatched-fill-instead-of-solid-fill/860 ざっくりとしたやり方は、以下になります。(上記URLの意訳になります) ①ハッチング以外完了したガーバを出力する ②Diptraseのフリー版を落とす。 ③DiptraseのPCB LayoutでKICADで作ったガーバをimportする。 ④Objects⇒Place Copper Pourで塗りつぶし範囲を選択し、塗りつぶす。 ⑤作成したベタ以外を削除し、ベタのみをガーバ出力する。 ⑥gerbvで開き、SVGで出力する。 この時点で、ガーバを直接PCBNEWにインポートできるが、グループ化されてないので、編集が面倒。また、ここでPNG出力だと範囲外の画像も出力されてしまう。 ⑦Inkscapeで開き、PNGで出力。 (1200DPI、背景色・黒、描画色・白とありますが、DPIはもっと低くてよさそうです。色もここで編集するより、出力したPNGを編集したほうがやりやすいと思います。) ⑧Bitmap2Compornentを使用し、modデータに変換。 この変換ツールはシルクかレジストしか出力できないので、変換したmodデータをテキストエディタで開き、描画層を変更する必要があります。 また、この状態だと他の信号線と接続できませんので、フットプリント編集でパッドを付けます。 以上、少し手間がかかりますが、これでハッチングができるようになりました。 恐らくそのうちデフォルトでできるようになると思いますが、それまではこの方法で対処しようと思います。 ※出力したフットプリントデータが3MBととてつもなく重かったです。 製造時に何か言われるかもしれません。 |
gerbvは、kicadのビューワより軽くて好んで使ってます。
ただ、保存したプロジェクトの読み込みがうまくできなくて、その点に困っておりました。 対処方法が分かったので、覚書となります。 症状: 32bit版win7、64bit版win10にて、 Gerbv 2.6AでOpen projectでプロジェクトを開こうとすると、失敗してしまう。 Problem loading init.scm (No such file or directory) could not read D:\untitled.gvp[-1] 原因:init.scmがない。 対策:gerbv 2.6をインストールし、init.scmをgerbv.exeと同じフォルダに置く。 ほかに困ってることとして、 .gvpと参照するガーバデータの保存場所が離れてると参照失敗するっぽい。 対処として.gvpとガーバデータを近くに置くようにします。 とりあえず、64bit版win10では、プロジェクトの読み込みができるようになりました。 |