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今回は、基板とそのケースを作ってみたいと思います。
ケースを作るにあたり、部品実装後の基板の外形を知る必要があります。 部品を一個一個見て考えるのもできなくはないですが、 3Dモデルを使って、できるだけわかりやすくデザインしたいなあと思います。 3Dモデルを作るにあたり、blenderを使いたいと思います。 過去にblenderでのモデルの作り方を調べましたが、 これは2回コンバートしないといけないので、ちょっと面倒臭いです。 blenderで直接出力できないか調べてみたら、 https://github.com/anpaza/kicad-libs/tree/master/io_scene_kicad 上記のaddonを見つけました。 これを使ってみたいと思います。 ◆アドオンの追加方法 ①__init__.pyとexport_kicad.pyをダウンロード。 ②blender保存場所(例:C:\Program Files\Blender Foundation\Blender\2.78\scripts\addons)に ③\io_scene_kicadのフォルダを作成。 ④ダウンロードしたデータをそのフォルダに保存。 ⑤blenderを開き、Ctrl+Alt+Uを押し、アドオンを選択。 ⑥Import-Export:kicad~をチェック。 (この時したの図みたいにエラーが出ましたが、ファイルの最下行の文字列のインテンドを合わせたらできました。) ⑦これでblenderのファイル→エクスポートにwrl形式にエクスポートできるようになりました。 図:アドオン 図:アドオン選択時エラー 図:export実行時エラー ◆出力結果 以下のように、直方体でデータを作成し、KICADに反映させてみました。 気づいたこととしては、wrlにエクスポートする際にblenderの位置データは関係なくなるようで、 フットプリントデータとの位置合わせが必要になるものと思います。 また、このアドオンでwrlを出力する場合、色は単色になってしまいました。 なので、見た目を本物っぽくする場合は、Wings 3Dを使う必要があるかと思います。 図:作ったデータ 図:kicadの3Dビューに反映させた結果 (ピンクが3Dデータで、白線がフットプリントのシルクデータ) ◆KICADから3Dデータの出力 以下のように出力時の設定を行うと、blenderで読み込むときの縮尺が(たぶん)一致する。 図:KICADのエクスポート設定 PR |
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