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【2024/11/21 20:35 】 |
kicadの3Dモデルをblenderで作る。
今回は、基板とそのケースを作ってみたいと思います。

ケースを作るにあたり、部品実装後の基板の外形を知る必要があります。
部品を一個一個見て考えるのもできなくはないですが、
3Dモデルを使って、できるだけわかりやすくデザインしたいなあと思います。

3Dモデルを作るにあたり、blenderを使いたいと思います。
過去にblenderでのモデルの作り方を調べましたが、
これは2回コンバートしないといけないので、ちょっと面倒臭いです。

blenderで直接出力できないか調べてみたら、
https://github.com/anpaza/kicad-libs/tree/master/io_scene_kicad
上記のaddonを見つけました。
これを使ってみたいと思います。

◆アドオンの追加方法
①__init__.pyとexport_kicad.pyをダウンロード。
②blender保存場所(例:C:\Program Files\Blender Foundation\Blender\2.78\scripts\addons)に
③\io_scene_kicadのフォルダを作成。
④ダウンロードしたデータをそのフォルダに保存。
⑤blenderを開き、Ctrl+Alt+Uを押し、アドオンを選択。
⑥Import-Export:kicad~をチェック。
(この時したの図みたいにエラーが出ましたが、ファイルの最下行の文字列のインテンドを合わせたらできました。)
⑦これでblenderのファイル→エクスポートにwrl形式にエクスポートできるようになりました。


図:アドオン


図:アドオン選択時エラー

図:export実行時エラー

 
◆出力結果
以下のように、直方体でデータを作成し、KICADに反映させてみました。
気づいたこととしては、wrlにエクスポートする際にblenderの位置データは関係なくなるようで、
フットプリントデータとの位置合わせが必要になるものと思います。
また、このアドオンでwrlを出力する場合、色は単色になってしまいました。
なので、見た目を本物っぽくする場合は、Wings 3Dを使う必要があるかと思います。


図:作ったデータ


図:kicadの3Dビューに反映させた結果
(ピンクが3Dデータで、白線がフットプリントのシルクデータ)


◆KICADから3Dデータの出力
以下のように出力時の設定を行うと、blenderで読み込むときの縮尺が(たぶん)一致する。


図:KICADのエクスポート設定
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【2017/08/22 23:09 】 | KICAD | 有り難いご意見(0)
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